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連載企画Vol.25 GISELe10・11月合併号掲載 The COLOR SCHEME vol.2 モノトーンありきで配色を考察「白・黒・グレーに似合う色」

タイムレスな色だからこそ、
季節の変わり目にも頼りになるモノトーン。
とはいえ無難に見えない目新しさは譲れないから、
わかりやすく気分転換を図れる
配色のアップデートが有効。
白と黒、そして今季注目度の高いグレーも軸に加えて、
“色で遊べるスタイリング“の幅を拡大!

  • style 01

    style 01

    style 01

    白に深みをもたせたいから
    ▶「渋みを強めて」マスタードイエロー

    白と合わせてもベージュほどコンサバに傾かず、鮮やかな黄色ほど派手に見えないマスタード。自然なシワ感も手伝ってプリーツスカートの甘さが落ち着き、大人に似合うバランスに。

    深いサイドスリットで
    タックインせずともメリハリづけ

    ニット帽とレザーシューズ。少量の黒で挟んで、ゆるいIラインを心地よく引き締め。後ろ丈長めのロンTで気になるヒップラインもカバー。

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  • style 02

    style 02

    style 02

    上品なムードは生かしたいから
    ▶「デザインも端正に」クラシックグリーン

    グレーが持つ品のよさや金ボタンも相まって、気品漂うジャケットスタイル。落ち着いた深いグリーンを加えることで、全体の趣はそのまま、いやみのない華やかさを上乗せできる。

    行儀のいい高めのネックで、
    きちんとした印象をあと押し

    足元にかけて濃度を深めたグラデーション配色。スカートとブーツに濃い色を置くことで、膨張して見えやすい淡色のボアジャケットが引き締まり、バランスのとれた仕上がりに。

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  • style 03

    style 03

    style 03

    濃厚な2色にニュアンスをつけたいから
    ▶「さりげなく効かせて」サーモンピンク

    メンズライクなタックパンツと、スエットのような質感のニットカーディガン。ピンクのロンTをはさんだワンクッションで、ややラフな上下に抑揚と少しの女性らしさをメイク。

    シックな配色にぬくもりを生む、
    ウエスタンブーツもアクセント

    カーディガンのそで口から、意図的にピンクを引き出すひと手間が有効。肌から浮かないニュアンスカラーだから、悪目立ちする心配もなし。

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  • style 04

    style 04

    style 04

    長い黒を軽く見せたいから
    ▶「柄にとけ込ませて」ダークグリーン

    清涼感のあるストライプシャツなら、面積の大きなオールインワンと合わせても重く見えずスマートな仕上がりに。黒と通ずる重厚さをそなえた深緑を選び、冷静な雰囲気もキープ。

    つまった首元×マキシ丈の息抜きに足元は軽さを意識

    夏には1枚で活躍したノースリタイプのオールインワンを、シャツとのレイヤードで秋仕様に。縦じまの視覚効果でロング&リーンも強化。

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